楽天系列で多大なメリットを享受することができる楽天カード。
その楽天カードの種類の中に、主に女性向けに作られた楽天PINKカードがあります。
ピンクを基調とした可愛いデザインが目を惹く一枚です。
デザインにこだわる女性なら、気分が上がる仕様なのではないでしょうか。
さて、そんな楽天PINKカードですが、楽天カードとはどのように違うのでしょうか。
楽天PINKカードならではのメリットとは?
今回は、楽天PINKカードにまつわるメリットやデメリットに加え、世間の評判もまとめて解説していきたいと思います。
男性でも入会可能なクレジットカードなので、楽天カードの発行を考えている方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
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楽天PINKカードの特徴
年会費 無料
基本還元率 1%
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
ETCカード 年会費540円(税込)
家族カード 年会費無料
年会費無料で基本還元率1%を誇るクレジットカードです。
主要な国際ブランドを網羅しているため、他のクレジットカードの使い合わせも抜群ですね。
100円(税込)につき1ポイントの還元
楽天PINKカードでは、100円(税込)につき1ポイントの還元を得ることができます。
この税込というのが地味に嬉しいメリットで、じわりじわりと節約効果に影響を与えていきます。
たとえば、税抜き198円の商品を購入した場合には、2ポイントが加算されます。
これがもし、税抜き計算のポイント付与だと1ポイントしか入らず、98円は切り捨てとなってしまいます。
ちょっとしたこととは言え、税抜き計算だとなんだか悔しい。
その点、楽天カードは無駄なくポイントが貯まる仕様になっているのが嬉しいですね。
各種キャンペーンで得られるのは期間限定ポイント
さて、ここで楽天PINKカードを使うことによって貯まるポイントが2種類に分かれていることをお伝えしておきたいと思います。
楽天スーパーポイントと、期間限定ポイントです。
・楽天スーパーポイント
楽天系列に使えるのはもちろんのこと、ANAマイルや楽天Edyに変換することもできる使い勝手の良いポイント。
使ったり、新たにポイントを取得するたびに、1年の有効期限が設けられるため、実質無期限で活用することができる。
・期間限定ポイント
各種キャンペーンで付与されるポイント。
基本的には楽天系列に対してのみ使うことができ、ANAマイルや楽天Edyへの変換は不可。
ポイントが反映されるタイミングが遅く、有効期限も1ヶ月程度と短いため、ポイントを失効してしまわないように注意が必要。
ポイントはお金と同様ですから、期間限定ポイントをいかに有効活用できるかが、節約効果を上げていく上での鍵となるでしょう。
楽天PointClubのアプリを活用すれば、有効期限を把握しておくことができます。
これに加え、期間限定ポイントの使い道をあらかじめイメージしておけば、ポイントを無為にしてしまうこともないですね。
楽天PINKカードの嬉しいメリット
さて、楽天PINKカードの基本情報を把握していただいたところで次に、楽天PINKカードの嬉しいメリットについて目を向けていきたいと思います。
楽天カードのメリットと重複する部分もありますが、楽天PINKカードならではのメリットも合わせて紹介していきますので、ここでしっかりとその違いにおける理解を深めてくださいね。
いつでもどこでも1%で貯まる
楽天PINKカードはその名の通り、楽天系列において特に優遇を受けることができるクレジットカードではありますが、それ以外の場面でも十分に即戦力として活躍させることができます。
たとえばあなたは、各種公共料金や携帯電話料金などの支払いをどのように済ませていますか?まさか、毎回現金で支払って、特に何のメリットも享受していないということはないですよね。
楽天PINKカードなら、コンビニ、スーパー、百貨店、飲食店、アパレルショップなどにおける決済はもちろんのこと、各種公共料金や携帯電話料金などの固定費の支払いに対しても、きちんと1%の還元を受けることが可能です。
これをみすみす逃していては非常にもったいない。
節約効果を上げるコツはやはり、いかに日々、コツコツとポイントを積み上げていけるかどうかですよ。
SPUならザクザクポイントが貯まる
楽天ファンの方ならすでにご存知の通り、SPU(スーパーポイントアッププログラム)ならザクザクポイントを貯めていくことができます。
2018年に入ってSPUの仕様が新しくなり、最大還元率はさらにアップしました。楽天は一体どこまで私たちに得をさせてくれるのでしょうか。
基本ポイントを1%とし、以下の条件を満たすことで、どんどんポイントが倍付けになっていきますよ。
・楽天カードで決済する(+2倍)
・楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードで決済する(+2倍)
・楽天モバイルを活用する(+2倍)
・楽天トラベルを活用する(+1倍)
・楽天市場のアプリを活用する(+1倍)
・楽天ブックス/楽天Koboを活用する(+1倍)
・楽天ブランドアベニューを活用する(+1倍)
・Rakuten TV/NBA/パリーグを活用する(+1倍)
仮にすべての条件を満たすことができれば、還元率はなんと12倍!楽天PINKカードを利用する場合は、SPUのゴールドカード等に該当しないので最大10倍になります。
とは言っても、大きな買い物をした際に複数の条件をクリアすることができれば、獲得できるポイントは相当な値になりそうですね。
楽天スーパーセールでさらにお得
CMでも大々的に告知されるほどに盛り上がっている楽天スーパーセール。
コアな楽天ファンであれば、このセールの期間中はパソコンにかじりついている方も多いことでしょう。
楽天スーパーセールの見所は、目玉の商品が格安で購入できることに止まりません。ドドンパ祭などの買いまわりキャンペーンも、ぜひ活用していきたいとところです。
買いまわりキャンペーンでは、複数のショップにおいて1,000円以上の買い物をすると、還元率が加算されていきます。
ちなみにこちらは、前述のSPUとの併用が可能です。
欲しい商品がお手頃価格で購入できるだけでも嬉しいですが、大きなポイント還元が見込めるとなると、喜びはひとしおですね。
加盟店ではポイントが2〜3倍にアップ
楽天PINKカードは、ネット上だけではなく、街の加盟店においても活躍してくれます。
通常は還元率が1%ですが、以下のような加盟店においては、還元率が2〜3倍にアップするため、よりスムーズにポイントを集めていくことができますよ。
還元率が2%になる主な加盟店
・ENEOS
・てもみん
還元率が3%になる主な加盟店
・ダンロップ
・メガネストアー
・エースコンタクト
・大江戸温泉物語
海外旅行傷害保険が充実
楽天PINKカードでは、充実した海外旅行傷害保険を受けることができます。
海外旅行へ行く際には、旅行代金を楽天PINKカードで決済するのを忘れないようにしましょう。
ちなみに、適用される保険の内容は以下の通りです。
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任(免責なし) 2,000万円
救援者費用 200万円
携行品損害(免責金額3,000円) 20万円
注目したいのは、最も利用頻度が高いとされる傷害・疾病治療費用において200万円までの枠が用意されていること。
年会費無料のクレジットカードなら、100万円までであることがほとんどなので、この点、楽天PINKカードにはアドバンテージがあると言えます。
楽天PINKカードは、楽天PINKサポートが付帯(小見出し)
さて、ここからは楽天PINKカードならではのメリットです。
ピンクを基調としたデザインが可愛らしいというのも良いですが、楽天PINKカードは、女性向けの保険をはじめとし、各種格安保険をオプションで付けることができるようになっています。
・女性特定疾病補償プラン(月30円〜)
・ケガの補償プラン(月240円)
・携行品損害補償プラン(月330円)
・個人賠償責任事故補償プラン(月220円)
本当に保険ですか?と思うほどに、お手頃な価格と言えますね。
保険は入っておきたいけれど、ランニングコストがキツイ…と思われている方も多いことでしょう。楽天PINKカードは、そんなあなたの悩みを解消してくれる素敵なメリットを持った一枚なのです。
ちなみに、月額324円(税込)で楽天系列を優待価格で利用できるプランや、同じく月額324円(税込)で110,000を数える様々な店舗やサービスにおいて割引を享受できるプランなどもあるため、こうした特典に関心を持つ方であれば、男女問わず、楽天PINKカードを選ぶと良いでしょう。
楽天PINKカードの気になるデメリット
さて、続いては、楽天PINKカードの気になるデメリットについてみていきたいと思います。
メリットを理解しただけでは、そのクレジットカードを使いこなせるレベルにまで達していません。
デメリットを踏まえ、できればそのデメリットを解消しながら活用していくのが理想と言えます。ここでも、楽天カードと共通のデメリットに加え、楽天PINKカードならではのデメリットについてもお伝えしていきたいと思います。
ETCカードが有料
楽天PINKカードはETCカードが有料です。
年間540円(税込)は大したことない。と思う方もいるかもしれませんが、ETCカードまでを無料で作成できるクレジットカードは他にもたくさんあります。
わざわざここで、ランニングコストをかける必要もないでしょう。
ちなみにおすすめとしては、以下のようなクレジットカードがあります。
ETCカードを要する方は、楽天PINKカードに加え、これらのクレジットカードを作成してみてはいかがでしょうか。
・Orico Card THE POINT(基本還元率1%・入会後半年は還元率2倍)
・リクルートカード(基本還元率1.2%)
・イオンカードセレクト(イオンで月2回5%オフ・WAONチャージでポイント2重取り)
・エポスカード(丸井のキャンペーンで10%オフ・充実の海外旅行傷害保険が自動付帯)
※( )内はそのクレジットカードのメリット
紙の利用明細が有料
あなたは普段、クレジットカードの明細をどのようなかたちで確認していますか?
ちなみに著者は、紙ベースで明細書を受け取り、毎月無駄な出費がないかをつぶさに見ています。
楽天PINKカードは、紙の明細書を発行する手数料として都度82円(税込)が必要になるのがデメリットです。
単発なら大した金額ではありませんが、年間でみると984円(税込)です。こうなると、せっかく年会費無料というメリットが霞んでしまいますよね。
どうしても紙ベースで欲しいという方であれば仕方がありませんが、明細書にランニングコストをかけたくないという場合には、Web明細書のサービスを活用しましょう。会員サイトの「楽天e-NAVI」で、過去13ヶ月分まで遡ることが可能です。
海外キャッシングの返済がリボ払いのみ
海外においてキャッシング機能を利用する機会がある際には要注意です。
というのも、楽天PINKカードを使って海外でキャッシングをした場合、その返済はリボ払いのみとなってしまうためです。
デフォルトの返済金額は3,000円に設定されており、利用額によっては相当な額の手数料を負担しなければなりません。
対策としては、以下の手順を踏んで、返済金額の変更をしておくのがおすすめです。
①会員サイトの「楽天e-NAVI」にログイン
②支払額の調整を選択
③リボお支払いコースの変更を選択
④キャッシングリボお支払いコースで金額を変更
利用限度額と同一の設定にしておくことで、手数料の負担を最小限にできます。
カスタマーサポートセンターでも変更が可能となっていますので、Web操作が苦手な方は、電話で変更依頼をすると良いでしょう。
楽天PINKカードのオプションはランニングコストがかかる
こちらは楽天PINKカードならではのデメリットですが、オプションとして様々な特典が用意されてはいるものの、すべて毎月定額が差し引かれていく仕様です。
当たり前と言えばそうなのかもしれませんが、本来楽天カードは年会費無料で維持できるクレジットカードであることを考えると、ちょっとしたデメリットと言えそうですね。
楽天PINKカードの評判/口コミ
さて、ここまでで楽天PINKカードのメリット・デメリットについてはあらかたご理解いただけたかと思います。
次にみていきたいのは、ネット上に掲載されている楽天PINKカードの口コミです。
やはり、実際に楽天PINKカードを活用している方や、これからまさに発行しようと考えている方の声には説得力がありますよね。
ぜひ、彼らの生の声を聞いていただき、楽天PINKカードのリアルに触れてみてください。
楽天PINKカードは年会費がかかる?
まずは、楽天PINKカードのよくない評判についてみていきましょう。
以下は、Twitterから拝借したつぶやきです。
楽天PINKカードでと思ったら年会費かかるのかよ( ´△`)。
え、年会費?無料じゃなかったでしたっけ?
そう思う方がいるのは当然のことです。
この方が言及している年会費というのは、楽天PINKカードを所持していることでかかる年会費ではなく、オプションの保険や特典をつけた時にかかるランニングコストのことでしょう。
もちろん、こちらは希望者のみが加入すれば良いものなので、ランニングコストを1円もかけたくなければ、付帯させなくても問題ありません。
可愛いピンクデザインのカードが選べる
続いて、楽天PINKカードの良い評判をみていきましょう。
以下、Twitterに投稿されていたコメントです。
パンダデザインのかわいいクレカと言えば楽天PINKカードだよね!
いかにお財布から出す瞬間しか目にすることがないとは言え、自分の持ち物のデザインにこだわりたいという思いは、多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。
楽天PINKカードではその名の通り、ピンクを基調としたシンプルなデザインの他、お買い物パンダとピンクデザインの混じった可愛い一枚を発行することもできます。
ピンクやお買い物パンダが好きな方にとってはたまらない仕様です。
毎回、クレジットカードで決済をするたびに気分が高揚するのがイメージできますね。
楽天PINKカードがおすすめな人
最終項は、「楽天PINKカードがおすすめな人」というテーマで締めくくりたいと思います。
以下に示す項目に一つでも当てはまる内容があれば、楽天PINKカードを保持することで、メリットを享受できる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
・とにかくポイントをザクザク貯めたい人
・女性向けの格安保険に関心がある人
・加盟店やRakoo対象店を普段使いしている人
・au WALLETを普段使いしている人
・充実した海外旅行傷害保険の付帯を得たい人
それでは早速、一つひとつの解説をしていきますよ。
とにかくポイントをザクザク貯めたい人
私は様々なクレジットカードの情報を収集していますが、ザクザクポイントを貯めることができるクレジットカードと聞けば、すぐに楽天PINKカードが頭に浮かびます。
楽天がAmazonと並び、ネットショッピングの2大巨頭と称されているのは、ここが大きな理由となっているのではないでしょうか。
前述のSPUや買いまわりキャンペーンを活用すれば、10倍や20倍といった還元率にすることも可能です。
たとえば、家電の買い替えで100,000円を使うようなタイミングにおいては、SPUや買いまわりキャンペーンを活用しない手はありません。
もし10倍の還元率を得られるとすれば、100,000円の購入で10,000ポイントが一気に戻ってくる計算になります。
また、各種公共料金や携帯電話料金などの固定費に加え、ありとあらゆる様々な支払いを楽天PINKカードに任せることで、毎月安定的にポイントを積み重ねていくことができるのもポイント。
ドカンと還元率を伸ばすことができる傍、安定的にコツコツ貯めることができる還元率を誇っているクレジットカード。
節約効果を上げていく上で、こんなに嬉しいスペックはありませんね。
女性向けの格安保険に関心がある人
病気というのはいつ、私たちの体を襲うかわかりません。
万が一の時に備え、保険をかけておきたいという気持ちは、多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。
乳がんや子宮筋腫といった女性特有の病気に対し、低コストで保険をかけたい方にまさにピッタリなのが楽天PINKカードです。
保険はかけておきたいけれど、高額なランニングコストを捻出し続けるのは難しい…と悩んでいた方なら、このメリットの為だけに、楽天PINKカードを発行しても良いかもしれません。
加盟店やRakoo対象店を普段使いしている人
加盟店やRakooを活用すれば、節約効果は倍速になっていきます。
対象となる店舗を普段使いしている方であれば、いつも以上にお得に利用できることは間違いありません。
ちなみに、著者がRakooを覗きにいったタイミング(2018年4月中旬)では、魚民や白木屋などをはじめとするモンテローザグループにおいて、ポイントが10倍になるキャンペーンが開催されていました。
大人数で飲み会を開催しようものなら、一気に節約効果が上がるイメージができてしまいますね。こうしたお得なキャンペーンを逃さないためにも、定期的にサイトを覗きにいってみると良いでしょう。
au WALLETを普段使いしている人
au WALLETを普段使いしている方はぜひ、楽天PINKカードのMasterCardをチョイスしましょう。1%の還元をここでも得られるのが嬉しいですね。もちろん狙うは、クレジットチャージからのポイント2重取りです。
au WALLETが活用できる店舗やサービスを利用する際には常に、楽天PINKカードからのクレジットチャージを意識しておきましょう。
ちなみに楽天PINKカードは、楽天EdyやSuicaへのチャージにも対応していますが、楽天Edyへのチャージで得られる還元率は0.5%と低く、Suicaの場合はポイント付与がないため、そこまでうまみはありません。
やはり、au WALLETが最も相性の良い電子マネーと言えるでしょう。
充実した海外旅行傷害保険の付帯を得たい人
そこまで頻繁に起こることではないにしろ、万が一の時に怖いのが、海外旅行先でのトラブルです。仮に海外で事故に巻き込まれ、病院にお世話になった場合には、日本では考えられない程の額が請求されることもままあります。
そういったリスクを想定に入れるとやはり、楽天PINKカードのような比較的手厚い補償をつけておきたいと思うのは自然なことでしょう。
ちなみに、さらに安心感を高める方法として、エポスカードを財布に忍ばせておくことをおすすめします。エポスカードは充実した海外旅行傷害保険が自動付帯するため、旅行費用を楽天カードで決済することで、楽天カード分の補償に、エポスカード分の補償が上乗せされますよ。
まとめ
楽天PINKカードは、通常の楽天カードで得られるメリットに加え、女性向けの格安保険や、楽天系列をさらにお得に活用できる特典などをオプションで選択できるクレジットカードです。
ピンクを基調とした可愛いデザインにも目を惹かれますね。
ぜひ、本記事を改めて振り返っていただき、楽天PINKカードを上手に活用していってください。